いざ歌舞伎座

先日、一幕見席についてお話をしたかと思います。

その後、知人と話していると、こんなことを言われました。

 

「歌舞伎って、観るのにもルールがあるんでしょう? 着物とか、かけ声とか・・・」

「一回観に行ったけど、周りが玄人ばかりで、肩身が狭かった」

「席が遠かったから、ボンヤリとしか見えなかった」

「そもそも、なに話してるのか分からなかった」

 

うーん、これには反省してしまいました。私の説明不足です。

というのも、これ、半分くらいは、事前の準備と、いくらかのお金で解決できることなのです。

 

「余分なお金なんぞない! とりあえずどんなもんか、分かればいいんじゃ!」

という方は、最低限のお金を持って、着の身着のままで、歌舞伎座へ行きましょう。

私もいつもそうしています。

 

「せっかくなんだから、多少の出費には目をつぶって、分かりやすく味わいたいなぁ・・・」

という方向けに、これをしたらいいんじゃないかな? と思うことをご紹介します。

 

①普段通りのよそ行きの私服を着る

②双眼鏡や単眼鏡(オペラグラス)を持参する(現地でも買えます)

③外に設置してあるチラシを取る

④イヤホンガイド・字幕ガイドを借りる

⑤筋書きを買う

 

多いよ! と思われたかもしれませんが、これを全部やれ、というわけではないです。

自分がやれそうなのを選んで、組み合わせて頂けたらな、と思います。

ひとつずつ説明をしたいところなのですが、文字数がとんでもないことになってしまいそうなので、しっかりまとめた上で、次回に回したいと思います。それでは!